この超らく解析プログラムは、カテゴリーデータ列(のみ)の重回帰分析を、Excelで簡単に行うことができます。
Excelの分析ツール「回帰分析」を利用しているので、0・1データに直したときのXの列数が16列以内になるように準備します(X範囲の列数は16列までしか扱うことができません)。
17列以上となる場合は、510 影響度分析プログラムをご利用ください。
510 影響度分析プログラムのベースとなっているのがこの超らく解析プログラムで、書籍でも紹介しています。
なお510 影響度分析プログラムは、Excel2007・2010でも対応しています。
Excelのシートには、データラベルを含む、カテゴリーデータ列と結果(評価)列のデータが必要です。
青色部分が説明変数で、オレンジ色部分が、重回帰分析の目的変数(被説明変数)にあたります。
説明変数に数値データ列がある場合は、その数値はカテゴリーデータ(名義尺度)として扱われます。
数値項目の変数と目的変数(外的基準)との間に、線形な関係(相関関係)が有る場合は特に、名義尺度として扱わない方が良い場合もありますので、注意が必要です。
なお本プログラムはExcelの分析ツール「回帰分析」を利用しているので、回帰分析の「入力X範囲」にあたる部分は16列まで有効です。つまり本プログラムで説明変数にあたる列数は、「アイテム(カテゴリーの内容)の総数-カテゴリー(項目)の個数」は最大16個まで有効です。
それ以上になる場合は、本プログラムではなく、510 影響度分析プログラムをご利用ください。
ちなみに以下のデータは、L18直交表を利用した(簡易)コンジョイント分析のアンケートデータです。なお、データ番号列の有無は問いません。
アドイン接続を終え、メニューの「超らく解析」をクリックすると、次のように、設定画面が表示されます。
まず説明変数に相当するカテゴリーデータ列を、マウスでドラッグして範囲選択します。
サンプルデータでは、青色の部分を範囲選択します。
外的基準・目的変数(被説明変数)に相当する1列をマウスでドラッグして範囲選択します。
サンプルデータでは、オレンジ色の部分を範囲選択します。
新しいワークシートを追加するための確認画面が表示されるので、「OK」ボタンをクリックします。
「要素は正しいですか?」と表示されます。
自動的に追加された新しいワークシートには、範囲選択をした基データのコピーと、カテゴリーとその内容(アイテム)の一覧が表示されます。
このサンプルデータの場合、21行目に表示されている数字は各カテゴリーの内容の個数(アイテムの個数)です。
カテゴリーやその内容の個数が合っている場合は、「はい(Y)」ボタンをクリックし、出力結果を表示させます。
間違っている場合は、「いいえ(N)」をクリックします。クリックすると、次のメッセージが表示されるので、「OK」ボタンをクリックします。
追加された新しいワークシートは、自動的に削除され、処理を中止します。
自動的に追加された新しいワークシートに、分析過程が順次表示されます。
次の画面は、先の「要素は正しいですか?」の内容のままです。
その下の行には、Excelで重回帰分析を行うための過程が表示されています。
上側は全アイテムに対する0・1データ、下側は各カテゴリーから1列ずつ(1アイテムずつ)取り除いたものです。
1列ずつ取り除かないと数学的に処理ができないのです。
Excelの分析ツール「回帰分析」による結果を出力しています。
回帰分析実行結果のうち切片と回帰係数を抜き出し、影響度を求めています。
各カテゴリーの影響度は、回帰係数のレンジで求めています。
影響度の棒グラフを表示しています。
参考著書:
米谷共著
「実践ワークショップ Excel徹底活用多変量解析」(秀和システム・刊)
「Excelで学ぶ回帰分析入門」(オーム社・刊)
「Excelで学ぶデータマイニング入門」(オーム社・刊) ほか
その他
米谷・編集協力「Excelでかんたんデータ分析」(オーム社・刊)
「すぐわかる!すぐ役立つ!仕事で使える統計解析」(成美堂出版・刊) ほか
「実践ワークショップ Excel徹底活用多変量解析」(秀和システム・刊)では、本プログラムの無料版として提供しています。
処理可能なデータ数は、最大7列(カテゴリー)×8行です。
本をお持ちでない方は、併設「ハロー!データマイニング」の「データマイン君・リクエストフォーム」から、超らく解析無料版をご用命ください。
諸般の事情により、上記に表示されている販売価格について、次のように取り扱っております。
ご不便をおかけしております。
●2014/03/31(月)までの販売価格を4/1(火)以降も継続。
●販売価格改訂時期や内容については、また別途お知らせ致します。
以上の項目に同意いただける場合は、ダウンロードを実行してください。
同意いただけない場合、ダウンロードはご遠慮ください。何卒ご了承お願いいたします。
動作環境 |
日本語版Windows用 日本語版Microsoft Excel2003以降(推奨)が快適に動作するパソコン。 Excelのアドイン「分析ツール-VBA」のアドイン接続を必ず行い、マクロを使用可能にして下さい。 その他は、Microsoft Excelの仕様に基づきます。 なおMicrosoft社によるサポートが終了したバージョンのExcelを使用したときのいかなる障害・損害・不便などにおきましては、当方では責任を負いかねます。 予めご了承ください。 Microsoft社「Windows XP および、Office 2003 のサポート終了についてのご案内」 http://www.microsoft.com/ja-jp/windows/lifecycle/sp3eos.aspx ●Excel2003まで対応しております● |
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