任意の母相関係数について、サンプルサイズとその相関係数を設定して検定を行うときに使用します。
アドイン接続を終え、メニューの「無相関検定」をクリックすると、次のように、設定画面が表示されます。
母相関係数が0であるという帰無仮説の下、無相関の検定を行う場合。
サンプルサイズ: 24
相関係数: 0.476
母相関係数: 0
標本サイズ:
相関係数を求めたサンプルサイズを手入力します。
相関係数:
得られた相関係数を手入力します。
次の母相関係数を危険率0.05で検定します:
母相関係数を0とするか否かを、マウスでクリックして選択します。
母相関係数を0としないとき、任意の相関係数を手入力するための欄が追加されます。
検定結果先:
出力を開始したいセル1か所を、マウスでクリックして指定します。
設定が済んだら、「開始」ボタンをクリックします。
「中止」ボタンをクリックすると、操作を中止します。
無相関の検定におけるt分布上の統計量(t値): r(n-2)^(1/2) / (1-r^2)^(1/2)
r: 相関係数
n: サンプルサイズ
n-2はデータの自由度。
^2は2乗。 ^(1/2)は2分の1乗すなわち平方根を表す。
Excelでは、T.DIST.2T関数(Excel2007はTDIST関数)により、t分布上の確率(P値)を求め、この確率が有意水準よりも小さければ、有意では無いと判断します。
この出力結果のうち、2.5387がt分布上の統計量、0.0187がP値です。